「本草薬膳学院」の認定講師試験に合格しました! やった~!
先週、試験があり、結果がすご~く心配だったのですが、昨日、先生から立派なお免状をいただきました。恭しいお免状2枚。身が引き締まりますね…。
教室の名前は、「Lotus(ロータス)」としました。
とてもとても悩んで決めた名前なので、その思いを、このブログにちゃんとメモっておきたいと思います。
【薬膳食材としての「蓮」】
蓮は、数ある薬膳食材に中でも非常に有用な植物です。蓮ひとつからいろんな食薬がとれる! これが「蓮」に着目した一つ目のポイントです。
●レンコン
スーパーで売っているハス(レンコン)は、薬膳では止血類に分類され、生で食べれば発熱の出血を止める効果が、よく加熱すれば潤して肌を養う効果があります。
●藕節(グウセツ)
蓮根と蓮根をつなぐ節の部分のことで、特に止血効果があります。古い血(瘀血)を取り除く効果もあり、薬としても用いられてきました。
●蓮子
蓮の実は収渋薬で、消化機能が虚弱になっても虚労、下痢、精液の漏れを止める働きがあります。また、心を養い、精神状態を安定させる効果もあり、不眠や不安などにも用います。
●蓮心
蓮子の中にある芯の部分。特に精神を安定させる「安神作用」に優れます。
●蓮葉(カヨウ)
薬膳では止血、止瀉効果があるとされています。最近は、蓮の葉茶はコレステロールを抑えるなどダイエットでも注目されるように。
●蓮花(レンカ)
心を鎮め、心身をすっきりさせる効果があり、『本草綱目』の中で李時珍は、「香に入れてもよい」と記しています。
蓮の効果効能については、『本草綱目』第三十三巻~果部の六~に詳しく記載されています。中医の古典を紐解いても、たくさんのページを割いて解説されていることから、非常に貴重な植物であることがわかりますね。
さらにメモっておきたい「Lotus(ロータス)」の魅力、続きは明日のブログに書きます!
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