この2か月、STAP細胞についてのニュースやゴシップで世の中が騒がしい…。小保方晴子さんをはじめ、一連の登場人物たちについては、すっかり興味がなくなってしまいました。
でも、STAP細胞の仮説について、私は個人的に大いに支持したい!
それが万能細胞なのかどうかはさておき、「細胞にプチストレスを与えると生み出す力が起きる」というのは、私が日々、感じていることだからです。
一昨日、仕事で高橋尚子さんを取材しました。
その際、この「生み出す力」について感じたことを、書き留めておきます。
現役時代から私はQちゃんの大ファン。実物の高橋尚子は、テレビで見たとおり、気さくで明るくておしゃべり好きの、本当にかわいい女性でした。
さて、私がちょっとびっくりしたのは、高橋さんのお肌です。美容の記事を書いている私は、皮膚科医にも、化粧品会社の人にも、「紫外線をたくさん浴びれば浴びるほど、シミやしわができますよ」といわれてきました。でもですよ、高橋さんの肌は、ぜんぜんシミがない! ランナーにありがちなしわっぽさもない! ぷりぷりなんです。
現役時代、朝飯前に20キロ走っていたという高橋さんですから、浴びた紫外線量は尋常じゃないはず。日焼け止めを1時間おきに塗りなおしていたなんてことはなかったでしょう。なのに、日傘を片時も手放さない美容女子たちに負けないほど、お肌はいい状態。これって何なんだろ?
その秘密が、「細胞を生み出す力」なのだと私は思います。
薬膳師として、このHPで料理や食の話を書いていますが、
「生み出す力」には、運動が大切。そして、喜んだり、ちょっとしんどいことをがんばったりするプチストレスも欠かせないのだと考えます。
数年前から、世の中はランニングブーム。走らない人からは、
「なんでわざわざ苦しい思いするの?」と言われますが、
ランニングにはまった人は、走ること(=少し苦しいこと)が
「生み出す力」をもたらしてくれることを感じているのでしょう。
少しのストレスを与えるのが、STAP細胞をつくる秘訣だそう。
それをつくるにはちょっとしたコツがいるそうです(by小保方さん)。
STAP細胞の有無が証明されるには少し時間がかかりそうですが、
その現象が解明されなくても、
生き方を少し変えるだけで「生み出す力」を高めることができる!
高橋尚子さんとの1時間で、そのことを再確認することができました。
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