今年は、自著の執筆、国際中医師試験への挑戦など、具体的な目標を1個ずつクリアする1年でした。最後の目標が、フルマラソンの完走。12月8日(日)、その目標を達成すべく、「奈良マラソン」に行ってきました。
プロフィールにも書いている通り、私のランニングの歴史はもう10年以上。人に自慢できるような記録はありませんが、「年に1回はフルマラソンを走る」をモットーに走り続けてきました。
ところがところが、昨シーズンは一度もフルマラソンを走れなかった私。春は、エントリーしたレースの日に大雨が降って出場回避、秋は試験前のためマラソンなんてとんでもない状況で、2013年は初めて「フルを走らない年」になりそうないや~な気配が漂っていました。
12月の「奈良マラソン」は、2013年最後のチャンス! 試験直後でまったくの練習不足ではありましたが、「ゆっくり、ゆっくりゴールを目指して」と心に誓い、スタートラインに立ちました。
当日の天気は朝から快晴。奈良公園、平城京跡などの史跡を眺めながら、のんびりとした奈良の空の下で久しぶりに長い距離を走る気持ちよさを満喫しました。この写真は、25キロ地点の天理大学の折り返し地点。「せんとくん」と写真をとって、ぜんざいを2杯いただいて、帰り道の長~い上り坂に向かう前の私です。笑顔だったのはここまで。このあとの17キロは本当に苦しい旅でしたが、なんとかゴールに到着! 2013年も「フルマラソン1本」を達成することができました。
薬膳、東洋医学では、体を動かす原動力となる「気」の重要性が説かれています。食事も「気」を養う大事な要素ですが、新鮮な空気も、食事と同様に大切な「気」の材料。自然に囲まれた奈良を走ったことで、新鮮な空気をたっぷり体内に取り入れることができたのではないか…と感じます。がんばった1年のフィナーレにふさわしい一日。実に気持ち良かったです。
マラソンを終えた私は、翌日から奈良の薬草・薬膳の旅に出ました。その模様は「旅YAKUZEN<奈良編>」を見てください!
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