何かとあわただしい12月。なのに今年の師走は、いつもより早めに仕事がひと段落しそうだったので、クリスマス前に台湾へ行ってきました! メインは「台北マラソン」のハーフに出ることでしたが、練習不足の今シーズンは、「参加することに意義がある」という程度でちょっぴり気合い不足。いつの間にか、「おいしいものを食べる!」が旅の目的と化しておりました。
台湾は約5年ぶり。今回、絶対に飲むぞ~と思っていたのが、この「苦茶」です。台北市内に3店舗を構える「苦茶の家」で売られている謎のお茶で、「真っ黒!」「とにかく苦い!」が特徴のドリンクです。1928年創業以来、秘伝の調合でつくられているとのこと。効果効能はというと、「口臭・口苦、糖尿病、痔、睡眠不足、耳鳴り、便秘」などなど、とにかくいろいろといいと書かれております。
私が「苦茶」と出会ったのは今から約7年前。取材で台北を訪れたとき、連れられて行ったのが最初でした。とにかく忙しく、しかしいろんなものを食べる取材だったので、体もおなかもふつうなら疲れ果てるところ。なのになぜか「これを飲むと調子いい! すっきりする!」となり、取材スタッフ全員がファンになってしまいました。1日の終わりに必ずこの店によって、苦~いのを一杯やるのが日課になったことを思い出します。ちなみに、苦茶の横に置かれている白い粒は山楂子の丸剤。甘酸っぱくておいしいから、舌休めにちょうどいいとか…。
苦茶が何でできているのかは、門外不出。よくわかりません。が、驚いたことに、今回、初めて苦茶を試した友人は、口にできていた大きな口内炎が翌日すっかり治ったとのこと。苦茶の効果かどうかは定かではありませんが、そのハンパじゃない苦さは「効いたかも」と思わせるいう説得力満点なのです。さらに、この店には、苦茶を先祖から受け継ぐ美人おかみ(?)がおります。このお方が、またっくもって年齢不詳のツヤピカ美魔女でして、まさに「私が証明です!」といわんばかり。台北に行く方は、リージェントホテル裏手の「苦茶の家」に行ってみてくださいませ!
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