自分の本が発売になったので、
今日は本の紹介をします。
2年ほど前だったか、薬膳の勉強をしている私に父がくれた本です。
『西太后の不老術』。
清朝末期を生きたせい西太后が激動の時代のなか、どのように
健康と長寿を成し遂げたのか、その秘密を、彼女が実践していた養生法などを交えながら紹介しています。
「ストレスの多い現代」といいますが、その時代、高い地位に上り詰めた西太后のストレスといったら、私たちの比じゃない! 美食、運動不足など、生活習慣も問題だらけでした。そんな彼女の陵墓から発見されたカルテを読み解きながら、中医学に基づく養生、治療のイロハを解説していて、中医学や東洋医学の基本を楽しく読みながら理解することができます。
2年前、薬膳を学び始めた私は「これはいい本だな~」と何度も読み返しました。今日、久しぶりに手にしてみて、改めて良著であると感じます。著者は薬科大学の先生ということで、ちょっと難しい方剤(漢方薬)の名前もいろいろと出てくる! 現在、国際中医師試験に向けて勉強中の私にもためになる記載を、いろいろ見つけました。薬膳を勉強されている方は、ぜひ手にとってみてください。
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