10 月25日(木)、筑波にあるバスクリンを訪ねるプレスツアーに行ってきました。バスクリンは、今年のロンドン五輪の公式入浴剤だったそうで、たくさんのメダルを獲得したレスリングの選手たちは、炭酸入浴剤で筋肉疲労を緩和したそう。血行促進、疲労回復、不眠解消などなど、やっぱり入浴の効果ってすごい!
そんな入浴剤を手作りづる体験もさせていただきました。左は、材料をビーカーに調合したところ。これをグルグルグルグル混ぜて、ぎゅーっと圧縮すると、コイン型の炭酸入浴剤になるのです。
漢方薬の話もいろいろ聞くことができました。たとえば、右の写真は陳皮。陳皮は古いほど質が良いといわれているそうで、写真左の12年モノと、写真右の新モノとでは香りが全然ちがう! 古いほうは、少し発酵しているような、深みのある香りがしました。
ちなみに、生薬には、「六陳八新」という言葉があるそう。
「六陳」(古いものがよいもの)は、麻黄、狼毒、呉茱萸、半夏、枳実、陳皮。「八新」(新しいものがよいもの)は、蘇葉、薄荷、菊花、桃花、款冬花、沢蘭、塊花、赤小豆。
12年ものの陳皮は貴重ではあるけれど、実際には比較的新しい2~3年物を使用しているそうです。
ポカポカのお風呂が気持ちいい季節。今年は生薬の入った入浴剤で温まってみたいと思います!
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