「海の日」の3連休を利用して、
宮古島に行ってきました。
沖縄を経由して1時間、
ほとんど台湾です。
薬膳の勉強をしているので、
ここでもしっかり島の食べ物を
食べてこなくちゃ…。さっそく、
1晩目に入った焼肉屋さんで、
「島野菜のナムル」を頼みました。
ナムルというと、ポピュラーなのは、
ホウレンソウ、ぜんまい、人参など。
でも、出てきたのは左のとおり。
手前から、じゃがいも、オクラ、
パパイヤ、ゴーヤです。
そこで調べてみました。この4つの野菜の働きを。
じゃがいも(平/甘/胃・大腸):気を補っておなかを健康にする。
オクラ(涼/辛・苦/肺・肝・胃):脾胃を助け消化を促進する。
ゴーヤ(寒/苦/心・脾・胃):熱を冷まし乾きを止める。肝の熱も取り除き目にいい。
パパイヤ:これは薬膳の教科書には出てこない食材ですが、調べたところ酵素とポリフェノールが非常に豊富で、消化吸収を助けると同時に紫外線によるダメージケアによい作用があるとのこと。
こう見ると、熱帯である宮古島で育つ島野菜は、
寒涼性の体を冷やすものが多く、
取り入れることで体内のバランスがとれるんだな…とわかります。
特に私は、ゴーヤのナムルがお気に入りに!
東京では「体にいいから」とがんばって食べていたゴーヤですが、
尋常じゃない島の暑さを経験した体と舌は、
なぜかゴーヤを欲してしまうのです。
今年の夏は、東京も猛暑の予想。
グリーンカーテンでゴーヤを育てている人は、
毎日1本、ゴーヤを食べて、苦味の効果を体で味わってみると
いいかもしれないですね!
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