今、世の中では「漢方」や「薬膳」がプチブーム。いろんな商品が発売されるなか、大正製薬から今月発売になった「めぐり美人」のコンセプトに私は大いに賛同しています!
発表になった当時から、「これは日本人に最適の美容ドリンクだな~」とひそかに思っていた私。何がそんなにぴったりなのか……
「めぐり美人」は、漢方の大建中湯というお薬がベースになっています。大建中湯の主な成分は、朝鮮人参、乾姜、山椒。元気の大本を補う人参に、おなかを温める乾姜と山椒を入れた、温め効果の高い薬です。大建中湯の「中」はおなかのこと。文字通り、冷えたおなかを温め、建てなおすお薬なのです。
日本は、海に囲まれた島国で、湿気が多い気候。中医学で、湿気は消化機能をつかさどる「脾」「胃」を傷める性質があると考えられています。そこにきて、食事の欧米化から脂っこい料理を食べたり、お酒や冷たいもののとりすぎたり……。現代人はさらに脾胃を酷使しがち。ドラックストアに行くと、さまざまな胃腸薬が並び、忘年会シーズンは胃の薬のCMラッシュ! これを見ても、日本人が国民的に脾胃の弱い人種であることがわかります。
湿気と冷えに弱い「脾」「胃」を健康に保つには、温めながらパワーを補うことが大切。大建中湯は、まさに日本人の弱いところをサポートしてくれる薬なのです。そこで、私も、今日から「めぐり美人」を取り入れてみることにしました。初日の今日は豆乳で割って朝の目覚めに! イソフラボン豊富で、薬膳的には水のめぐりをよくしてくれる豆乳を組み合わせることで、冷え&むくみ&エイジング対策もバッチリ! とろとろのヨーグルトドリンクみたいでおいしいかった~♪ 漢方薬の処方と同じ構成を食事に取り入れることは薬膳の基本。こういう便利なアイテムを利用するという手もあり、ですね!
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